移植された方が亡くなられた
<2022年8月28日(日曜日)>
久しぶりの更新となる。
菜月の臓器移植を承諾した事を心から悔いていた。
何故、娘を、菜月を亡くしただけで十分苦しんだのに、
移植を承諾した罪にまで苦しまないといけないのかと考えた時、
このブログの更新を止めてしまった。
先日、菜月の臓器を移植された方が、
亡くなった事を聞いた。2名の方が亡くなられた事になる。
何処の部位なのかは解らないが、無くなられたのは事実のようだ。
この事を聞いた時、悲しいとか、もちろん嬉しいなんて事は思わず、
亡くなられた時に、臓器の無い菜月に突然臓器が戻ってくる。
あの世?で臓器の戻った菜月の笑顔を思い浮かべた。
こんな事を創造してしまった事で、改めて思った。
やはり、本人承諾・希望なき臓器移植は家族のエゴ・罪でしかない。
菜月。許してください。
菜月 24回目の誕生日
<2021年11月25日(木曜日)>
菜月の24回目の誕生日が来た。
菜月は24歳を迎える事は永遠来ないけど誕生日は回数を重ねる。
我が家は、誕生日には外食か手巻き寿司だ。
ケーキは概川上屋のケーキでいつものデザートより少し奮発。
プレゼントなどは渡した記憶はあまりないけど、
生まれて来てくれた事を喜んだ。
今年もこの日は、NPで一人で過ごす。
特別な食事もせずいつもと変わらない。
恵那の家ではどうだろう。恐らく何もせずケーキも買ってないだろう。
改めて思う。我が家のイベントが1つ無くなった事を。
改めて思う。何気ない日が本当に特別な日であった事を。
菜月。あなたに会いたい。菜月との会話が特別だったと思い知る。
悲しいよ。辛いよ。
我が家はもうバラバラだよ。
時計
<2021年10月26日(火)>
約20年かけて時計を買う計画をしてきた。
定年する前には購入すると決め、昨年購入するつもりだった。
予算は、タイで貯めたバーツを円に替え、600,000円と祖母の形見分けの80,000円
500円玉貯金で貯めた、推測200,000円
しかし、昨年 菜月が逝ってしまい、こんな時には買えないと見送った。
菜月の一周忌となった今年。
改めて購入する事にした。母に相談した所、
色々辛い事も有って、気分を新たにする為にも良いのではと言われ、
なかなか踏み切れなかった購入に踏み切った。
買ったのは、オメガシーマスターアクアテラ
耐磁15,000Gaussある為、仕事にも付けていける時計だ。
日常使いが出来る事がこの時計に決めた理由だ。
明日が誕生日なのだが、今日26日は大安なので今日下した。
今日からの時をよろしくお願いします。
菜月の一年祭
<2021年10月24日(日)>
今日は菜月の1年祭だ。
タイ時間AM8:00からだ。7:45ころ光美からLINEがきて接続確認。
8:00に始まったが、画像は菜月の祭壇が横から移るだけで、
誰が来てるのか何一つ解らない。宮司さんの話もよく聞き取れない。
取り合えず参加しただけになってしまった。
家族としての位置付けが、そんなもんなのだろう。
今日は部屋のクリーニングの様だ。
その間は部屋をでて、屋上付近で外の空気が吸える。
10:00に部屋をでて、20階のオープンスペースに向かう。
誰も居ない。狭い空間だが久しぶりの熱気と空気だ。
したを覗くと、ソンブーンが見える。
タイ式カニカレー炒めで有名な店だ。
2008年に家族が訪タイした時に、連れて行った店だ。
あれから13年行ってない事になる。
有名な店で、タイ旅行に定番グルメだけど、私には少し合わない。
ローカル店にもある料理で、プーパッポンカリーと言う料理だ。
菜月にはローカルで食べさえてあげたかったな。ローカル美味しんだわ。
ソンブーン。小泉元総理も来たことの有る店だ。
オープンスペースからの景色はバンコクが都会だと気づかされる。
部屋に戻ったらすぐに昼食。こんな食事ばっかで10日で約12万は高い。
出国
<2021年10月21日(木)>
一年ぶりの帰国だったが、今日タイに向けて出国する。
タイ入国に必要な書類を確認した後に、光美に恵那駅まで送ってもらう。
スーツケース2個 総重量が50kgだ。
TGメンバーがGoldなので、20kg超過迄許される。
今回は時計やPC 手持ち荷物も上限一杯だ。
移動に手持つ荷物が重たいと、金山駅で乗り換えが困難と判断し、
取り合えず荷物はスーツケースに詰めるだけ詰め、
手持ちは最少重量で移動した。
中部国際空港に到着後、出来る限り手荷物カバンに移動させ、
預け荷物が50kg超過にならない様にしたつもりだったが、
空港の重量計が51kgだった。特に指摘無く受け取ってもらえたが、
申し訳なさそうに、ラウンジが空いて無いとの事。
下手に文句も言えない状況なので、仕方が無いですねと言って笑顔で離れた。
今、AM9:00 フライトまで2時間も有る。
出来る限るカードラウンジで時間をつぶし出国手続きを済ませた。
免税店は開いてるものの、商品が少ない。
菜月に頂いた志のお礼に、タバコを買う予定だったが、
取扱い商品が極端に少ない。主要銘柄以外は置いてなく購入を断念した。
突然、放送にて生rが呼ばれた。預け荷物に何か問題が有ったみたいだ。
真先に思い浮かんだのが、エアガン。コキンぐハンドガンが居れてある。
エアガンは問題無い筈と思いつつも、搭乗口に向い名前を告げると、
シリンダーを入れてますか?との事。思い当たる物が無い。
荷物搬入担当者と一緒にスーツケースを開ける。
救命胴着が対象だった。確かに小型炭酸ボンベが内蔵されている。
搬入担当者は救命胴着を確認した後に、問題無いと言ってくれたので
改めてスーツケースに収め、そのまま搭乗した。
席はエコノミーの2列目。メンバーは大抵先頭付近だ。
ただビックリしたのは、周りに誰も居ない。
全ての方が後方席になっていた。広域を独り占めだ。
約5時間のフライトの後、無事タイに入国した。
誰も居ないまま出発。
一周忌
<2021年10月13日(水)>
菜月か脳死判定された日から1年たった。
この日付が菜月が亡くなったと記録された。
この日を自宅で迎え、菜月に話しかける言葉は
やっぱり「どうして?」
菜月の部屋に行って机の中を何気なく見ると、
看護学校の成績書が出てきた。
正直、優秀とは言えないかも知れないが、
決して恥じる事の無い、
積み重ねてきた事が無駄では無いと言える成績だったと思う。
略1年ぶりの帰国だった為か、一向に現実が受け止めれない。
何故?どうして?何がつらかったの?
教えて。菜月。
東濃看護学校の職員の方々が菜月に花を送って下さった。
菜月の事を覚えていてくれる方が居る。本当にうれしかった。
菜月の事を想って頂けた。心から感謝いたします。
ありがとうございます。
血尿
<2021年8月25日(水曜日)>
先週金尿日から続いていた胃痛と下痢が一向に治らない。
その上、昨日から血尿が出始めた。
血尿は始めての経験だ。
血尿かな?という事は以前に一回経験したが、
今回のは明らかな血尿だ。
急遽、アユタヤラチャタニー病院に行く事にした。
今日までの経緯を日本語通訳から医者に説明してもらう。
その上で、採尿と採血による検査を行う事になった。
その後、一時間ほど待って改めて検査結果を聞く
白血球の増加と腎臓、肝臓に異常が認められるとの事。
胃痛や下痢はあるものの、吐き気や食欲低下はなかったっが、
状況からは、食中毒が疑わしく、
取り合えず、抗生剤の投与で様子を見て、
改めて腎臓と肝臓の検査をする事になった。
菜月が逝ってもう直ぐ一年になる。
来月には一時帰国を予定していたが、検査結果次第では本帰国もありえる。
生命保険額を減額したのは失敗だったかも。
病院待合室