菜月の居ない世界で

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移植された方が亡くなられた

<2022年8月28日(日曜日)>

久しぶりの更新となる。

菜月の臓器移植を承諾した事を心から悔いていた。

何故、娘を、菜月を亡くしただけで十分苦しんだのに、

移植を承諾した罪にまで苦しまないといけないのかと考えた時、

このブログの更新を止めてしまった。

 

先日、菜月の臓器を移植された方が、

亡くなった事を聞いた。2名の方が亡くなられた事になる。

何処の部位なのかは解らないが、無くなられたのは事実のようだ。

 

この事を聞いた時、悲しいとか、もちろん嬉しいなんて事は思わず、

アニメの「どろろ」の百鬼丸を思い出した。

亡くなられた時に、臓器の無い菜月に突然臓器が戻ってくる。

あの世?で臓器の戻った菜月の笑顔を思い浮かべた。

こんな事を創造してしまった事で、改めて思った。

やはり、本人承諾・希望なき臓器移植は家族のエゴ・罪でしかない。

菜月。許してください。