菜月の居ない世界で

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移植コーディネータ

<2021年1月6日(水)>

寂しく、孤独な正月を何とか過ごし、4日から仕事が始まった。

年末頃からタイ国内でもCovid19の感染が拡大しつつあり、

その波はAyutthayaにも迫りつつある。

当面日本への帰国は叶わない事だろう。

 

1日に移植コーディネータより頂いたメールに対し、

今の心境を書いて送った。

移植に後悔している事。菜月を殺した事実は変えられない事。

一方的に書いたので、私の現状でありメールに対して返信は不要と伝えていた。

しかし、今日メールが帰ってきた。

内容は。

「お父様のお気持ちはわかります。色々お話をさせて下さい。

 もしよろしければ、Webを使い他のコーディネータも同席でいかがでしょうか」

「平日こちらの業務時間内で可能な時をお知らせ頂ければ対応します」

 

時差2時間あって、平日業務時間?こっちだって仕事中ですよ!

やっぱしお役所仕事。

移植さえ実施できてしまったら、後は業務時間外は対応いたしません。