新年 孤独と後悔でStart
<2021年 1月 1日(金)>
2021年の元旦を迎えた。
50年近く行っていた除夜の鐘付き、初詣も無い。
朝のお雑煮も無い。数の子や酢たこなど当然無い。
止むを得ず、ホットケーキを焼いて孤独な朝食を取った。
昨年末から光美とも連絡を取ってない。
こちらから連絡しても面倒感が伝わってくる。
菜月を失ってから家族に何も絆が無かった事を思い知った。
今更どうする事も出来ない。自分の責任でもある。
これからどの様に生きるかを考えよう。
今の孤独を受け入れるか。
家族の絆を手繰り寄せる努力をするか。
新たな人生を見つけるか。
菜月の臓器移植によって、菜月を殺してしまった事も忘れる事が出来ないだろう。
菜月の命日は10月13日、じゃあ10月15日は何の日だろう。
菜月を殺した日として一生刻まれる。
悲しみと、孤独、何時まで苦しむのだろう。
菜月の苦しみ・悲しみを知る事も出来なかった。
その分長く掛かるのかな?
今年は良い事が有ります様に。
いや、悲しむ事が有りません様に。刹那に望みます。