菜月の自死未遂と家族(4.Oct)

＜2020年10月 4日(日)＞

今日は朝から珍しく太陽が出ている。
今日はLam luk kaでGolfの予定だったがキャンセルしている。
何時もの時間に起きて朝食をパンとコーヒー,ドラゴンフルーツ(ゲーオマンゴン)で取る。
ワンピースを見たが内容は覚えていない。
ソファーで気が付くと9:30になっていた。約2時間半座ってた事になる。
有香にも部屋で閉じこもらない様にと言われてたので、散歩に行くことにした。
日差しは強いが危険な厚さでは無い。
光美とは連日 LINEで話している。私の相手も疲れるだろうと思いつつも、
“余裕あったら連絡ください”とLINEして出発。30分程歩いた所で光美が連絡をくれた。
聞きたいことは。
菜月の容態は当然だが、多額の費用を使って帰国して菜月に面会で出来るか否か
想定される金額は80万円程。これまで面会は特別な計らいか、
光美と有香を交互に入室させて頂いてた様だが、来週からは登録代表者のみ、
規定に従ってもらうと看護師に言われたらしい。
ただ、規定とは言っても一緒に入室は無理としても交互入室は駄目なのか？
父親がタイ国より帰国して、入国ガイドラインに沿った対応をする前提でも
登録者以外は入室出来ないか確認をお願いした。
ここで、光美の悪いところが顔をのぞかせる。看護師に言われた登録者にこだわる。
曖昧な解釈をして、誰もが入室出来なる事を危惧している。
明日、確認してもらおう。
歩きながら色々話したが、結局は菜月の事を話しながら泣いていた。
光美から泣きながら歩かない！と言われるので、Makroの駐車場に座って話して泣いた。

もう少し先に歩いてみよう。Rojana Aゲートを越えローカル街に着くともう直ぐ12:00だ。
揚げ物店に揚げ芋、揚げバナナが有る。有香も菜月も好きだった筈だ。
昼食は菜月が好きな、Schweppes(マナオジュース)と揚げバナナだ。
Schweppesは帰国時の定番お土産にしてた。重いので６本パックだけ。
菜月も光美も大好きだ。Hotelには何時でも帰れる様に買ってある。
始めて来た歩道橋の上から見た道は、真直ぐな広い道が続いている。
日本では中々見られない光景だ。綺麗とは言えないが何か感じるものが有る。
菜月にも見せてあげたい。たった22年では知らない事の方が多いだろうに。
菜月の道も真直ぐにどこまでも続いていると思っていたのに。
菜月に会いたい。　寂しい夜が又来た。